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【ペニーワイズ】日本人の半数くらいは今年に入って耳にしているUSパンクバンド!

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しがないアメリカのパンクバンドをたくさんの日本人が耳にしているなんて

信じられない事でしょう。

でもね、私も先月はニュース番組で良く耳にしました。

そう、先月から・・・

 

 

Pennywise

デビュー:1991年

ジャンル:パンク

 

 

バンド名のペニーワイズは巨匠スティーブン・キングの小説に登場してくる殺人ピエロ

の名前を丸パクリしたものです。

無理矢理日本仕様にするなら「貞子」とかになるのかなw

もう本当に海外のバンドはバンド名をおろそかにしまくってますよね。

当ブログで紹介したバンドも日本語にすると「シマウマの頭」だったり「銃と薔薇」

だったり「リンカーン公園」だったりとかなり安直です。

名前じゃなくて音楽で評価しろという遠回しのメッセージなのかもしれませんね。

 

で、冒頭の最近よく耳にしているという話に戻りましょう。

その曲こそずばり、曲紹介に挙げた「Bro Hymn」という曲です。

イントロだけでも「なんか聴いたこと有る気がするけど思い出せない」という方も

多いのではないでしょうか。

正解はこちら! 

 

非常に聞き取りづらいですが、この曲はエンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムで

エンゼルスの選手がホームランを打った時に流れるホームランソングに採用されて

いるのです。

つまり我々は二刀流の大谷選手がホームランを打った映像を見てこの曲を無意識に

耳にしているというわけですね。

去年もエンゼルスタジアムはこの曲だったと思いますが、去年からあまりメジャーを

見なくなったので覚えていません。。

 

どういったいきさつでエンゼルスがこの曲を採用する事になったのかは不明ですが、

おそらくは同じアナハイムを本拠地とするダックス(アイスホッケーのチーム)が

ゴールソングで使っているのを真似したのかもしれませんね。

何にせよ西海岸のスポーツシーンでは結構有名な曲となっています。

 

 

バンドは91年にメジャーデビュー、その後ほぼ2年おきとコンスタントに新譜を発表。

今年3月には12枚目のフルアルバムも発売しました。

キャリアの途中では元メンバーの死、ボーカル交代、ボーカル復帰と色々あったものの

今も元気に活動しています。

ちなみに曲紹介で挙げた「Bro Hymn」は元メンバーであるベースのジェイソンに

捧げた曲でもあります。

レクイエムをスポーツで使うのはなんかちょっと・・・。

 

曲調はいわゆるゴリゴリの硬派パンク。

往々にしてパンクやメタルバンドはキャリアを重ねるにつれドラムがスピードに

付いていけずバンド自体が劣化してしまうケースが多くあるように思いますが、

ペニーワイズはドラムのバイロン・マクマキンが死ぬほど安定しているので、今後の

ライブ活動も問題なさそう。

夏に聴くには暑苦しいくらい気合の入ったバンドなので、テンションを上げたい時には

ペニーワイズでアクセル全開といきましょう!

 

Never Gonna Die

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