内角高めロック

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【セックス・ピストルズ】イギリスを動かしたUKパンクの象徴!

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初めまして、管理人のロットンと申します。

当ブログは音楽要素多めの雑記系ブログです。

管理人が書きたい事をただ書いていくブログですが、お付き合いいただければ

幸いです。

よろしくお願いします!

 

さて1発目の記事ですが、ここでどのバンドを紹介するかはセンスが問われる所です。

実に悩ましい(。-`ω-)

まずは私も名前をお借りしているセックス・ピストルズから入りましょうか!

うん、ブログのスタートには文句無しの有名バンドですね。

 

 

Sex Pistols

結成:1976年

ジャンル:パンク

 

当時のイギリスは不景気で失業率も高く、国全体が暗くもやもやした時代。

そんな時代に栄えていた音楽はプログレッシブ・ロックというクラシック寄りな曲調で

演奏技術の高さを競い合うような、庶民感情とは何ともかけ離れた音楽でした。

ストレスが溜まっているのにラジオから流れる曲はいつも長くて難解な曲ばかり。

お酒に例えるとキンキンに冷えたビールを飲みたい真夏に高級ワインを飲まされている

という感じでしょうか。

 

そんなもやもやを吹き飛ばしたのがセックス・ピストルズです。

コード進行が複雑ではないパンクにジョニー・ロットンの感情むきだしのボーカルが

乗っかり、大企業や政府、さらには女王陛下まで標的にする歌詞がついたら若者が同調

するのも当然の流れですね。

キンキンのビールお待たせしましたー!

 

英国内の人気はうなぎ登りで、1stアルバムの「勝手にしやがれ!!」(邦題)は

さくっとアルバムチャート1位を獲得。

アメリカツアーに出るもロットンがイラッとして脱退、バンドはあっさり解散します。

まぁあれですね、レコード会社と揉めたり保守派に襲われたりは日常茶飯事で、

そもそもイギリスの不満をアメリカで歌うのも釈然としなかったのではと思います。

ビールは美味しいのにいろんな圧力でジョッキが割れちゃいましたね。。

 

その後は主要メンバーであるシド・ヴィシャスのオーバードーズによる死やメンバー

チェンジからの再結成を経て今に至ります。

これまでにスタジオ収録して発表したアルバムはたったの一枚ですが、2006年には

ロック殿堂入りが認められます。

しかしロットンはこれを拒否!

しかも「俺達はお前らの猿じゃねぇ!」などと、割と激しい言葉で殿堂を罵ります。

これぞロック!

ピストルズというビールは決してぬるくならない、いつまでもキンキンに冷えている

からこそいつ聞いても美味しいのです。

 

 

ビールの例えが合っているのか微妙なところですが、ステージではいつも血管を

浮き上がらせて大声で歌う(というか叫ぶ)ジョニー・ロットンが私は大好きです。

今やすっかりお爺ちゃんですが、どうかいつまでも健やかで!

なんて言ったらジジイ扱いするなと怒られそうですが(・∀・;)

 

Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols

Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols

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